Academy Awards会場へ!
夫です。
これまで、アカデミー賞を始め、何とか賞というものに、まったく興味をもってませんでした。
グラミー賞とアカデミー賞の違いもしらなかったくらいです・・。
そんな私ですが、せっかくロサンゼルスに住んでますし、
グラミー賞かアカデミー賞授賞式に行こう!!と思い、妻に相談!
私:1000ドルとかしちゃうかな?でも一生で一回だしねぇ!
妻:何言ってるの?笑。一般人、入れないよ。
私:え。。
招待されないと入れないそうです。。
今年はノミネートされず、招待状も届かなかったので・・・笑、
会場の外からセレブの姿を眺めることに!
↑グラミー賞授賞式の会場となった
「STAPLES Center」です。
普段はアイスホッケーやバスケの試合が開催されています。(詳しくはこちら)
グラミー賞当日、
結構な雨です・・・。
嵐のメンバーがサンタモニカ等で目撃されており、グラミー賞に出席することがウワサされていたため、ミーハーには最高の状況でしたが、雨の強さに断念して、家でテレビ鑑賞に^^;
といってもテレビがないため(詳しくはこちら)、
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特に、映画 ”A Star is Born” を観ていたこともあり、
レディーガガのshallow、受賞スピーチが感動的でした!
ですが、授賞式が終わった後、急に後悔の念に苛まれ・・・。
授賞式をTVでみるのは、ロサンゼルスにいなくてもできたなと。
せっかくここにいるのだから、雨が降ろうが、ねこや犬が降ろうが、
授賞式会場まで行くべきだったなと!!!
二度同じ後悔をすることがないよう、アカデミー賞授賞式には必ず行くことを決意しました!
と、前置きが長くなりましたが、行ってきました。
授賞式が行われるDolby Theaterの最寄り駅は閉鎖していると放送があったので、
一つ手前の駅である、メトロレッドライン「Hollywood/Vine」で下車。といっても、歩いて1キロくらいの距離です。
この駅、Hollywoodにあるため、映画スターを意識しているせいか…
駅の所々に「映画」を感じさせられる部分が。
映写機のオブジェや…
駅構内の天井や壁の側面には、映画のフィルムと思われる形の模型がびっしりと並べられていました。
駅を出て、Hollywoodにある
「Dolby Teater」を目指します。
会場1km手前あたりから、車両通行止めされていました。
会場となる「Dolby Teater」前に、私たちは13時頃到着到着しましたが、既に結構な見物人の数でした!!
(授賞式は17時からです)
ただ、見物人の人種には偏りがあるように見受けられ、一番多かったのがメキシコ等のスペイン語圏、次が日本等アジア人だったような。日本人の多さには驚きました。
ロサンゼルスに来て、最も多くの日本人を見かけたかもしれません。
どれくらい多かったかというと、3列目くらいに位置する私たちの前に、3人組、2人組、1人の女性。後ろに3組のカップル、もうちょい後ろの方から、4~5人の男性グループの日本語が聞こえてきました。
目の前には高いフェンスがあり、セレブと一般人が分けられている感じがしました。
動物園の檻の中から、自由に歩き回る人間を眺める動物になった気分です(笑)
さて、フェンスの先ですが、レッドカーペットがひかれており、赤いスーツで身を固めたスタッフが選ばれしゲストたちをエスコートし、車を預かっています。
ゴージャスなドレスを身にまとうセレブたち。オーラのある方が多いです。
でも、誰だかわからない(笑)
しばらくして、妻と私、あることに気づきます。
「さっきから、リムジン等リッチな車はあっちに停まってない?こっち側は招待客じゃないかな?!」
きっとそうなんです。実は私たち一般人が許されたスペース(紫)の前(黄色)は、どうも招待客が下車するところで、ノミネートされた方々は道路を挟んで向こう側(水色)で下車するようでした。テレビで中継されるレッドカーペットは、赤のところです。
よくみると、そちらにはクレーンカメラが設置されており、時々歓声も聞こえてくるのです。
そのことに気づいてからは、そちらに目を向けておりましたが、遠い・・・。
今きっと有名人が到着したぞ!!!って感じることはあるのですが、いかんせん遠くて見えません。。カメラでも捉えられません・・・。
ただ、こちら側でも時折、一般人向けにポージングするサービスをしてくれる人も!
近くにいた人が、あの人〇×△っていう有名なモデルさんだよ!とか教えてくれていたのですが、知りません・・・。
あ、あのおじさん+++だね!ググってみると、有名な司会の人?でした。でも、もちろん知りません。。
今日一番の見どころは、
「自転車」で登場した人、でした!
この方たち!
残念ながら彼らの愛車(自転車)を写真におさめることはできませんでしたが、
この日一番のざわめきであったことは間違いありません!
↑アカデミー賞仕様だと思われる、キラッキラなヘルメットは、すごく目立ってました。
余計なお世話ですが・・・この方の自転車、スタッフが乗って運んだのか押して運んだのか、気になります。。
17時開始のアカデミー賞授賞式ですが、16時過ぎくらいに妻の足が限界・・・ということで、帰宅することに。
3時間も立ちっぱでした。
家に帰ってからテレビで授賞式の様子を!
といっても、くりかえしますが我が家にはテレビがないため(詳しくはこちら)、
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※ハリウッドから乗る地下鉄はレッドライン。治安が悪いと言われるラインではないですが、それでも、ロサンゼルスの地下鉄はなんだか薄暗いし、緊張感はあります。今日は大音量で音楽を流しながら乗る黒人のにーちゃんと、ショッピングカートに荷物を詰めたホームレスが乗っていました。ホームレスの方は、スタッフに下ろされましたが。
脱線しましたが、そんなこんなで17時30分頃に家に到着。
アメリカっぽくピザとビールを手に授賞式に遠隔参加!
作品賞にノミネートされた8作品中4作品を観ているという奇跡^^
今年、最優秀作品賞に選ばれた「GreenBook」は先日映画感想に書きましたが、黒人に対する差別的な扱いに悲しくなりました。まさか最優秀作品賞を取るとは!!ぜひもう一度観ようと思います!
日本でも3/1公開のようですね!
お時間ある方はぜひご覧ください!
※今は、黒人差別はなくなった(と思います)が、その代わりに、アメリカ人と移民との間での職種の分離やコミュニティの分離が目につきます。これは差別ではないかもしれませんが、あまりいいことではないと感じてます。
今年の授賞式…
一番の見どころは、レディー・ガガ、 ブラッドリー・クーパーによる「Shallow」(Youtube)でしょうか!
グラミー賞授賞式では、ブラッドリーがイギリスに行っており、レディー・ガガが一人で歌ってましたが、やはり二人はいいですね!
まさに、「A Star Is Born」の世界観が出ていました。
残念ながらレッドカーペットを歩く有名女優をみることはできませんでしたが、
充実した一日でした!
以上です。